LGBTQについて

性別に違和感を持つ子必見 トランスジェンダーと性同一性障害の違い

性自認と戸籍上の性

自分の性別をどう思っているかを「性自認」といいます。

日本人は産まれた時点で、
身体の性徴から性を決められます。

これが「戸籍上の性」です。

性自認」と「戸籍上の性」が同一でない人を
トランスジェンダーと言います。

性同一性障害」とは、医学用語です。

一応、病気として扱われます。

性同一性障害」の人は、
性自認」と「戸籍上の性」の違いを強く感じ、
性別適合手術」を受けて、
戸籍上の性」を変えたいと思っている人のことです。

簡単に言えば、
トランスジェンダーの人の中で
戸籍上の性」を変えたいと思い、
病院に通院する人のことを「性同一性障害」と呼びます。

トランスジェンダーは全員性別を変えたいわけではない

トランスジェンダーの人たちの価値観は
多種多様です。

例えば、性自認が「男性」で戸籍上の性が「女性」の
「FtM」を例にとってみましょう。

身体的性徴は女性です。

思春期を過ぎると胸が出てきて、
生理も始まります。

性自認は「男性」です。

だからと言って、全員がホルモン治療や「性別適合手術」を受けて
戸籍上の性」を「男性」に変えたいと思っているわけではないのです。

サラシなどで胸のふくらみを小さくし、
ボーイッシュで中性的な格好ができればいいという人もいますし、

乳房を除去したい、という人もいます。

乳腺を取り、乳首を手術して
より男性に近い上半身を手に入れたいという人もいますし、
子宮や卵巣も取ってしまいたいと思う人もいます。

もちろん、最終的には男性器をつけて、
完全に身体的性徴も男性に近づけ、
戸籍上の性」を「男性」にする人もいます。

性自認が「女性」で戸籍上の性が「男性」の
「MtF」も同様。

まったく治療をしないという人もいれば、
「性別適合手術」を受ける人まで、
価値観は十人十色です。

トランスジェンダーだからといって、
全員が「戸籍上の性」を変えたいわけではないので
そこは勘違いしないでください。

性自認と性的指向は、また別の問題

トランスジェンダーの中には、
同性愛者や両性愛者もいます。

ゲイ・レズビアン・バイセクシャルは「性的指向」の問題で
トランスジェンダーは「性自認」の問題なので
そこは別の次元の話となるわけです。

「FtM」が「戸籍上の性別」を「男性」に変えても、
100%女性が好きとは限りません。

トランスジェンダーでゲイ・レズビアン・バイセクシャルという人も
中にはいます。

トランスジェンダーと同性愛者のことをきちんと理解できていれば、
論点の次元が違う話なので、
ちょっと複雑ですが、その辺も理解できると思います。

性は2つではない

性別は「男性」と「女性」しかない、というのは、
ちょっと古い考え方かもしれません。

そのどちらにも当てはまらない、
そのどちらにも当てはまる、などという人も
中には存在します。

そんな人のことを「Xジェンダー」と言います。

また、「性自認」を迷っている、決めかねている人のことを
クエスチョニング」と言います。

思春期を迎える10代に多いと言われていますが、
どのくらいいるかというちゃんとした調査データはありません。

もちろん、20歳を過ぎても、「性自認」に迷っている
クエスチョニング」の人もいます。

クエスチョニング」の人は、
自分が「男性」なのか「女性」なのか「Xジェンダー」なのか、
「性的指向」は「男性」なのか「女性」なのか「両性」なのか、
迷っている、決めかねている状態なのです。

それは特別に「」ではなく、
そういう人も世の中にはいます。

特別視する必要はないので、受け入れてあげてください。

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